マーケティングコラム

2009年03月18日

メールコミュニケーションのPDSサイクル(Doフェーズその2)

システム運用(System Operation)

システム運用については、

(1) 外部環境変化への対応
(2)メール配信の特性を考慮した構築・運用

が必要になります。

(1) 外部環境変化への対応

1. HTMLメール配信への対応

ブロードバンド回線の普及と常時接続の一般化により、HTMLメールを活用する企業が多くなってきました。テキストメールの配信を前提に構築されたシステムの場合には、HTMLメールを入稿・制作するための追加開発などが必要になります。

2. モバイルメール配信への対応

絵文字を使ったメールの配信、モバイルHTMLメールの配信を行う場合には、その対応が必要です。絵文字はキャリアごとに仕様が異なりますので、運用の省力化のためには3キャリア分の原稿を同時にまとめて設定できること、などの要件が出てきます。

また、今後さらに普及が予想されるモバイルHTMLメールへの対応も必要になってきます。

さらに、大量配信を行う場合には、キャリアが行うシステムの仕様変更や迷惑メール対策などによって、遅延が生じたりブロックが掛かったりということが発生します。これに対応するために、配信方法の変更や配信速度指定などの機能が求められます。

3. OS、メールソフト、ブラウザのアップグレードへの対応

WindowsなどOS、Outlookなどメールソフト、Internet Explorerなどブラウザの新しいバージョンがリリースされるたび、その環境でメールが想定したように表示されるようチェックを行います。場合によっ てはシステムの仕様変更が必要になります。

4. 法令・ガイドラインの施行・改正に対する対応

メール配信に関係する法令やガイドラインの施行や改正に合わせた対応が必要です。最近では、2008/12/1に特定電子メール法が一部改正されました。

5. メール受信サーバの迷惑メール防止対策に対する対応

プロバイダーやウェブメールサービス提供事業者のメール受信サーバも、モバイルキャリア同様に迷惑メール防止対策を行っています。そのため、特に配信数が多い事業者に関しては、プログラム上の対策や、相手先へのブロック解除交渉などが必要です。

(2) メール配信の特性に考慮した構築・運用

1. メール配信に適したネットワーク構成の整備

メール配信には、一定時間内にシステムの負荷が非常に高くなるという特性があります。そのため、メール配信に適したネットワーク構成の整備と監視が欠かせません。

2. 自社ネットワークの利用状態監視と対策

メール配信は短時間に大量のネットワーク帯域を消費するため、メール配信が自社のサイト閲覧や他社からのメール受信等のネットワーク利用に影響を及ぼさないかを監視し、改善することが必要です。

3. 配信状態の監視(配信先サーバ毎の接続状況監視)

個別のドメインやサーバとの配信状況を監視し、配信できない場合の調査・対策が必要です。

4. バウンスメール対応

宛先不明メール(バウンスメール)を受信するサーバを準備し、配信リストに反映(クリーニング)することで、迷惑メール対策による影響を小さくすることができます。

「Planフェーズ」の解説の際にも述べた通り、「導入型」のシステムの場合には、上記のような対応をすべて社内で行う必要があります。一方で「ASP/SaaS型」の場合は、サービス提供事業者が対応することになります。

ASP/SaaS型のシステムは、導入期間が短くて済むことや初期費用が小さいことなど導入時のメリットも大きいですが、社内で運用業務を行う必要が無いという運用時のメリットも非常に魅力的です。

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