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マーケティングコラム

スマートフォン対応メール制作における7つのポイント

「フィーチャーフォン」といわれる従来型の携帯電話から、iPhoneやAndroidといった「スマートフォン」への切り替えが急速に進み、スマートフォンに対応したメールが注目されている。

フィーチャーフォンにおけるメール(いわゆるモバイルメール)では、「絵文字の活用」「企業から個人へのメール配信における添付画像付きのメール利用」など、日本独特のメール文化をふまえたメールマーケティングが行われてきた。モバイルメールでは、テキストメールにおいても、カラフルで親しみのある装飾やアニメーションなどの動きまで表現することができ、携帯ならではの表現力があった。しかし、例えば「絵文字の種類が限定されるため、笑顔の絵文字を利用する際には限られた数種類の選択肢の中から選ばざるを得ず、ワンパターンになってしまう」というような制約もあった。

同じ携帯端末に届くメールでも、そのようなフィーチャーフォンのメールと比較すると、スマートフォンのメールは、よりPCに近い表現力をもつという点で、大きく異なる。

しかし、接続する際の通信速度やダウンロード速度は一般的にPCで使われるものより遅いということ、また、閲覧画面が小さいことによる表現スペースの狭さや、タッチパネル操作という面においても、PCと異なる環境でのメールの閲覧となる。

そのため、スマートフォンでのメールは、PCメールに近いが、PCメールと同じではなく、モバイルメールとも異なるという第三の存在「スマートフォン対応メール」として位置付けておく必要がある。「スマートフォン対応メール」は、スマートフォンのような小さな画面でも見やすく、タッチパネルで操作しやすいということを考慮しなければならない。

「スマートフォン対応メール」をスマートフォン閲覧者に配信するためには、閲覧している端末がスマートフォンであるというデータを配信者(配信企業)側が把握しているなどの必要条件がある。また、スマートフォンの普及率は急速に上がっているものの、まだマジョリティではないため、スマートフォン対応メールが主流となっているわけではない。

ここでは今後徐々に増加していくであろう「スマートフォン対応メール」を制作する際に気をつけるべきポイントを7つ紹介していきたい。

1.スマートフォンで閲覧可能なウェブサイトをリンク先に設定する

スマートフォン用に最適化したメールを送信しても、配信されたメール原稿のリンク先がPCサイトやモバイルサイトである場合は、ユーザーを戸惑わせてしまうことがある。リンク先がPCサイトの場合は表示が小さく閲覧しにくかったり、モバイルサイトの場合、コンテンツの表現がメールと大きく異なっていたり、HTMLの形式が異なるため閲覧できない場合すらある。

このため、「スマートフォン対応メール」のリンク先は、スマートフォンに最適化されたウェブサイトやランディングページ(LP)が好ましい。

しかし、WebサイトやLPがまだスマートフォン用に最適化・対応していないということも少なくない。そのような場合や、アクセスした際に端末の環境を識別してPC・モバイルに自動振り分けがされない場合は、メールからのリンク先URLをPC・モバイルと明記して、ユーザーに選択させるのも一つの方法である。

2.メールコンテンツはコンパクトに分かりやすく、タップしやすいよう広めにする

フィーチャーフォンではボタンを操作してメールを閲覧するが、スマートフォンではメールを下部まで閲覧したり画面遷移したりする際には、指を直接画面に接触する「タップ」が操作の中心となる。


そのため、スマートフォンでは、小さい画像や文字をタップさせたり、長いコンテンツを設置してスクロールの回数を増やしたりすることは避けるべきである。

上記のようなメールは、ユーザーに「誤った箇所をタップしてしまう」「拡大させるなどひと手間が必要になる」「繰り返しタップしなければならない」などのストレスを感じさせてしまうことになりかねない。

ユーザーのストレスを軽減するための対策として、リンクの画像や、テキストリンクのリンクが張られているエリアを大きめにデザインする、ということが挙げられる。タップできるエリアをブロック的に分かりやすくすることで、ユーザビリティ向上やコンバージョン増加につなげることができる。

3.メールの容量は軽く


スマートフォン対応メールの宛先は、携帯アドレス(docomo,ezweb,softbankドメイン)であることの方が多い。携帯アドレス向けのメール配信は、携帯キャリア側の制限が適用され、メール本文の受信容量制限(件名、本文、画像点数含む)がある機種も存在するので、その点についても注意が必要である。

また、スマートフォンはフィーチャーフォンよりは大きな容量を受信することが可能であるが、接続する際の通信速度やダウンロード速度は3G回線による通信を考慮して、できる限り容量を軽くしなければならない。

4.ボタンやリンク画像、テキストリンクは目立つデザインに


スマートフォンでは、PCでは問題なくできるような、ボタンをロールオーバーさせたり、テキストリンクの色を反転させたりといった表現が難しく、実際にリンクしているのか分かりにくい場合がある。

これに対応するため、アクション(コンバージョン)へとつながるボタンやリンクは、クリックできることを特にわかりやすく表示する必要がある。

例えば、リンクを張る画像やボタンは、大きめに配置したり、立体感や枠をつけたりといった、デザイン的な工夫が有効である。また、テキストリンクの場合は、リンクを示す矢印をメール内で統一してつけるなどの工夫で、リンクがわかりやすくなる。

5.文字サイズはPCサイトより大きく


移動中の電車の中や屋外で利用することが多いスマートフォンは、画面が小さいこともあり、PCメールに比べて細かい文字が読みにくい場合がある。

可読性を考慮すると、PCメールより少し大きめの14ピクセル以上だと読みやすく、テキストリンクもタップしやすくなる。

6.画面の向きに応じたデザインに


スマートフォンは縦向きの「ポートレートモード」と、横向きの「ランドスケープモード」の2つのモードがある。

通常、縦向きのポートレートモードで閲覧することが多いが、制作する際には、横向きのランドスケープモードで閲覧することも踏まえた、縦横表示切り替えできるようなデザインを考慮することが必要となる。また、画面の横幅は、320ピクセル程度でデザインすると、多くの機種に対応できる。

7.アプリとの連携


アプリと連携させることで、メールだけでは実現できない機能の提供や、アプリならではの利便性の提供を図ることが可能になる。

例えば、メールに地図のリンクを掲載する場合、Googleマップのリンクを設定すれば、アプリがメールから直接起動し、より詳細な地図や、ユーザー独自のルートを調べたりすることができる。ただし、こうした連携はOSや機種依存が強いので、まだ実用的ではないかもしれない。

最後に、制作時に注意しなければならないのは、対応機種の問題である。通常メール制作時には、様々なメールソフト・ブラウザで表示テストを行う。スマートフォンはOSのバージョンが増えているほか、機種依存の多さ、メールアプリの増加など、まだまだ移り変わりが激しく、全ての端末において表示崩れがない原稿を作ることは不可能である。

したがって、ターゲット(端末)を決め、ある程度は割り切って原稿作成をしないと、制作種類が増え、費用対効果に見合わなくなる恐れがあることを覚えておきたい。


エクスペリアンジャパンでは、メール専門のクリエイティブチームをもち、独自のノウハウを駆使し制作をしている。スマートフォン対応メールは、コーディングの方法もスマートフォンならではのものが必要であり、複数の端末テストが不可欠となる。スマートフォン対応メールの制作を検討中でお困りのことがあれば、弊社のような専門企業のサービスを利用するのが確実である。ぜひ弊社営業担当までお気軽にお問い合わせいただきたい。

2012年10月22日
(執筆者: 阿部 加奈)

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